ビブリオマニアダイアリー

活字がないと生きていけない!

笑いこそ幸せ 佐々野 忠司

f:id:arumoka:20180419012418j:image前書きから「僕は経験が浅いんですよ。そのへんのハゲたオッさんの方が経験値が高いんですよ。ハゲてんのにぃ。ハゲてんのにぃ。」

 

偉い!アンタは偉い!

 

ホンマに!

・・60オーバーの方に悩みなんかを相談すると、適切なアドバイスが頂ける。

 それは、人生経験の差なんですよ。

だから、私は初老フェチなんですよ。

 

 そして、笑えていれば、幸せなんですよ。

 世の中が、理不尽だろうが、失敗しようが、それを笑いに変えてしまう力が人間にはある。

 

題名の通り、

「笑いを大切にする心」に

また、

激しく共感するんですよ。

 

 こちらの著者、

ここまで、一本スジが通った若者ならば、

枠にはめようとする大人たちによって潰されてしまうような事はきっとない。


仰ってることは結構、かなりの毒を含んでるんですが、物事の本質を突いている。

 自分の頭で考えている。

既成の価値観なんて、建前なんて通用しない。

 

前途、恐ろしいほどの観察力ですよ。

 どんな風な大人になられるのか、とてもとても楽しみです。

 

さて、福詩家太郎さんに描いて頂いた書。

寝室に貼ってます。

 家族に「散財や〜。」

と言われたくらいの価格でした。

 

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星守る犬 村上 たかし

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その犬は、
なぜか星を見るのが
好きだった。

「また見てるのか。゛星守る犬゛だな。」
「゛守る゛ってのは゛じっと見続けている゛という意味。」
「決して手に入らない星を物欲しげにずっと眺めてる犬のことだよ。」

 

「慣用句で゛高望みをしてる人のこと゛を指すらしい」

「手に入らない物など、眺めてるだけ無駄なのに」

 

望んでも
望んでも
叶わないから
望み続ける。

人は皆
生きていく限り
星守る犬」だ

・・・・本文より

 

さて、

「犬は人の心に寄り添ってくれる。そして、黙っていてくれるから癒されるんだよ。」

「〝黙っててくれる。〝そこが大切。」

メッチャいい事、言ったのに、

感受性が皆無かと思われる夫は、

「じゃあ、石でもいいねっ!!」

 

 

 

 

 

カフェでよくかかっているJ-popのボサノヴァカバーを歌う女の一生 渋谷 直角

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まちライブリーという私設図書館にて借りた本。
一目みると、手に取らずにはいられません。

少々、怖いものみたさみたいなドキドキ感かあります、

 

これは、なかなかえげつない本でした。 

漫画なんですが、電車の中で読むのは憚れるほどのイラストです。  

 サブカル臭プンプン。

品があるとは間違っても言えないけれど、現実とはそんなもの。

 

さて、ボサノヴァを歌うような女性はどの様に歳を重ねるのか。

 

みんな、そのままの自分を認めて貰いたがっている。

そして、本当は、願いを叶えたい。

賞賛を望んでいる。

 

しかし、現実社会は食ってかないといけないから、個性を殺して枠にはまる事を選ぶ堅実な道もある。

 

みんな、迷ってるいます。

落とし所を探しています。

 

しかし、とても心が「キュン」「ドキッツ」とし、、

 そして、平凡な毎日がとても幸せに満ちたもののように感じられる副産物もありました。

いねむり先生 伊集院 静

f:id:arumoka:20180408003513j:image伊集院 静先生が、妻の死後、アルコール依存・ギャンブル依存に陥っていた時に過ごした作家、いねむり先生こと色川 武大との日々を綴った自伝的小説。

 

 伊集院先生は夏目雅子さんに充分な治療を施してあげる事が出来なかった事を悔やみ自暴自棄に陥っておられた時期かと思われます。

 

 伊集院先生は週刊文春にて「悩むが花」という読者の悩みに回答する連載をされております。

 

 伊集院先生の回答は、いつも、正論を振りかざすものでもなく、酸いも甘いも噛み分けた大人の魅力満載です。

 

 そんな器の広さは、こちらの自伝のあるような経験があってこそのように感じます。

 読み進めていくのには、ちょっと辛くなるところもあるのですが、、

現実世界に救いがあります。

 

 伊集院先生の現在の奥様は元女優の篠ひろ子さん。

 

 「ならず者」だった著者の奥様が常に女優。

 夏目雅子さんなどは、周りに反対されながらも著者と結ばれました。

 大女優の夏目雅子さんは、

「薔薇」というか漢字をサラサラと書いた著者の知性にロックオン。

 

(おいおい、そこのあなた。

「薔薇」を覚えようとしてないかい?!)

 

 株式の用語に、「谷深ければ山高し」という言葉があることを思い出しました。

 

 私は、その言葉を人生にもあてはめ、
気持ちが落ち気味の時は

「これは、幸せへの貯金をしているのだ。」

と思い、
いざ幸せな時は、その幸せを噛みしめております。

 

 余談ですけれど、
私は2度、「悩むが花」に相談を掲載して頂き、伊集院先生にケッチョンケッチョンにされました。

 

 

 

彼氏彼女に言われた悲しいセリフ

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「前から思ってたんだけど、人間としての落ち着きが足りないんだよ・・・」

 

彼と体型の話になり、「私、下半身デブで、まるでハニワだよね」って言ったら、「そんなことないよ、可愛いよ!」と慰めたくせに、数日後、遊びに行った彼の家の玄関先で、
「今、ハニワが来るから!」
と妹さんと話しているのが聞こえました。

 

最近、俺のおでこがサイドから薄くなってきた。そんな俺のおでこを見て彼女がひとこと
Mの悲劇だね」

 

なぁ〜んか、惚気てない?!
それでも一緒にいるんでしょ。

 

ちなみに、
私は、今井美樹の歌を歌っていたら、
「それは、俺の大切な思い出の歌だから。」
と言われ、

「どんな想い出?あなたの想い出聞きたいな。」

と可愛く言ってみたが、、沈黙が流れ。
「そんなの忘れちゃえば!」
と言ったら、殺意を含んだ目で睨まれま

した。

 

そんな夫に過去に言われた悲しいセリフは、
「こんな奴とわかってたら、結婚してなかった!」

残念でしたぁ。もう遅いですーー。

Jポップで考える哲学 戸谷 洋志

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Jポップの歌詞で哲学するのです。

 

 中身は「嫌われる勇気」と同じような構成で、先生と呼ばれる哲学者と利き手の女性 麻衣さんとの会話形式。

 

パラパラとめくってみて、サラサラと読んでみて、気がついたのは
「Jポップって結構せつない。」

「恋ってせつなかったんだ。」(忘れてしまった為、過去形)

 

やってくる感情の中で、
「せつない感情」がもっとも苦手。

〝もう、勘弁して〜。〝

 ・・って事で、心にバリアを張って読みました。

 

大人になると、戦うからね。

〝惚れたが負け。〝

みたいに、

恋愛も勝ち負けみたいになるからね。

(たぶん。)

ほんでもって、

恋なんてしていないのに、

情など、湧いて来た日にゃあ、全力で逃げるからね。

 

「情に流されているようじゃあ、立派なバンカーにはなれねーんだよ。」

ってな、池井戸潤の小説に出て来たようなセリフがふと浮かぶ。

 

 そんなセリフを思い浮かべながら、

〝大人になんてならたくないやい!〝

ピーターパン症候群の気持ちに共感してしまう。    

 

もうブレブレ。

 

 それでも、大人にならないといけなくて、大人の事情なんかにも理解を示さないといけなくて。

 

大人もそれなりに大変なんだよ。

「そういう事だよ。ピーターパン君。」

(シャーロック ホームズのパクり。わかる方だけわかってください。)

 

さて、せつないのはフォーク専門と思っていたのに。

 だから、フォークからは逃げていたのに。

 Jポップもせつないなんて。

 

もう、ジャズやボサノバで。

紳士はジャズ。淑女はボサノバ。

それが、大人の鉄板です。

 

いま、恋をしてせつない気持ちの方。

 きっと、共感できます。

そんな方にオススメの一冊です。

 

 

ジョン ヴェル ビス ジャン フランソワ・ジョンヴェル 写真集

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この写真集をはじめてみたのは、当時、付き合っていたカメラマン志望の彼の部屋。

 

 ずっと男に生まれたかった私は、女性の美しさに魅了された。

「そうか。オンナを楽しもう。」

と決意した。

 

 社会人になり、街角で、

「あなたに影響を与えた本や映画は何ですか?」

どこかのテレビ局のインタビューを受けた。

 

 こちらの写真集をお答えした。

 

数日して、

「〝知り合いやー。〝って叫んだで。」

と電話がかかってきた。

 

 その彼がたまたまそのテレビ局で働いていて、

今度の放送分をチェックしていたら、私が映ったらしい。

 

 縁とは恐ろしい。

 

ですがっ!!

芸術家は、もう懲り懲りなのです。

 

 オッさんも、懲り懲りなのです。

酔っ払って絡んでくるオッさんには、

穏やかに、

「あのね。奥さんにクレーム入れるね。」

 

 この平穏な今の幸せを邪魔をするものには、相手が誰であろうと、

静かにダメージを与えさせて頂きます。

 

あっ。

綺麗なお姉さんは好きです。