ビブリオマニアダイアリー

活字がないと生きていけない!

絶望絶望名人カフカの人生論 フランツ・カフカ 頭木 弘樹編訳

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ずっと、ずっと、すべてに絶望されています。

「将来にむかって歩くことは、僕にはできません。
 将来にむかってつまずくこと、これはできます。
 いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。」

 

カフカが結婚を申し込んでいた女性にあてた手紙の一節です。

 なかなか、こんな手紙を結婚を申し込んでる女性に送れる人などいません。

どんどん、絶望名人カフカに興味が湧いてきます。

 

読み進めていっても、期待を裏切りません。
期待以上に絶望されています。

 
父親にもネガティブ砲炸裂です。
長い長い怨念の手紙も書かれております。

 

ここまで突き進めば確かに「名人」

ネガティブな嘆きにつられてこちらまでネガティブが気分になんてなりません。

あっぱれです。

 

カフカは絶望したくて絶望していた。
自分が生きたいように生きたカフカ

 

さすがカフカの親友

 マックス・ブロートは次の言葉を残しました。

「君は君の不幸の中で幸福なのだ。」